コロナ渦における注文住宅の建築資材高騰及び今後!たかはし設計
2022/03/26
こんにちは、たかはし設計の高橋です。
こちらのサイトを開設してブログを更新していきますと言ってたのに、なかなかできてなくてすみません。
もう少しウクライナとロシアの件が見通しできるくらいになればまずはこの話題「建築資材の高騰」に
ついてお話ししようと思っていたのですが、ウクライナとロシアの件が長い抗争になりそうなので、
最近建築業界でも一番問題になっている「建築資材高騰」についてお話します。
2020年からコロナが蔓延しまして今年で3年目(現在2022年3月26日)です。
昨年夏(6~7月)頃から外国材の木材が輸入されにくくなりました。理由としては、
①米国での新築住宅需要の増加等
②ヨーロッパ諸国の木材需要拡大
③中国の経済回復などに伴う木材需要増により、木材輸入量の増加
④コロナウィルス蔓延を防止するため、輸送コンテナが減少
などがあります。
それからほかに建築資材高騰の理由として、
①金属の高騰(鉄筋や電気配線の銅線の高騰)
②石油製品の高騰(給排水管やビニールクロスや接着剤等の石油製品の高騰)
③半導体の輸入減少(半導体の製作が間に合わないので取り合いになる)
上記の理由で数か月ごとに金額が高騰しているようです。
今現在は外国産木材はコロナ渦前に比べて約2倍になっているようです。
弊社は徳島県始め四国の国産無垢材で注文住宅を設計しております。
その国産無垢材は私の大学の時の友人の製材屋さんにお願いしているので
2倍までも高騰しておりませんが、今まで外国産木材で建築していた業者が
国産材に移行してきたため若干値上がりはしておりますが2倍までにはなってないです。
各社が国産材の丸太を取り合いになっているようです。
弊社としては『板倉構法』という構法がメインですが、この『板倉構法』は構造材・
下地材・仕上げ材は全て国産材で施工しますので、合板・フローリング・ビニールクロス等の
既製品を使わないので注文住宅1軒あたりの使用する材木は、一般的な木造住宅の3~4倍くらい
使用します。
2019年までは一般的な木造住宅より工事費用が若干高かったのですが、最近ではあまり変わらない
工事費になりつつあります。
この状況がいつまで続くのか、コロナはいつ収束するのかと思っていたところに、
ウクライナとロシアの件が新たな深刻な問題になってます。
当然のこと人命が脅かされる戦争はやめてほしいです。平和な世界になることを希望します。
この戦争が長引くことにより、人命が奪われさらに世界的に経済がマヒしてくると思います。
建築業界も大打撃です。
今後も建築資材の高騰はさらに続くと思います。
しかしどうしても住宅を建てたい方はいらっしゃると思いますが、建ててもらう業者は
しっかりと検討されることをお勧めします。
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たかはし設計
〒452-0044
住所:愛知県清須市西枇杷島町南六軒37
電話番号 :052-325-4467
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